昭和59年(1984年)4月に第1回を開催したパイプオルガン定期演奏会は、令和3年9月12日に第400回を迎えました。このたび、これを記念して講演・演奏を行いました。
※ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、岐阜県美術館が休館となったため、無観客で収録のみ
記念講演:国際基督教大学 名誉教授 金澤 正剛 「辻宏氏とイタリアのオルガン」
プロフィール
1934年東京生まれ。1966年にハーヴァード大学博士課程(音楽学)を修了。その後、同大学ルネサンス研究所(フィレンツェ)の所員、複数の大学の非常勤講師、米国の大学の客員教授などを務め、1982年に国際基督教大学教授、兼同大学宗教音楽センター所長、2004年に名誉教授。著書『モンテカシノ手稿譜第871号』(共著)で1980年度ASCAP賞を、『古楽のすすめ』で1998年日本ミュージック・ペン・クラブ大賞を受賞。
記念演奏:オルガニスト 水野 均 「17~18世紀のイタリア・オルガン音楽」
プロフィール
東北学院大学経済学部経済学科卒業。国立音楽大学器楽科オルガン専攻および同大学院音楽研究科器楽専攻修了。ミラノ市立音楽院古楽器科に留学。東京藝術大学音楽学部大学院音楽研究科後期博士課程修了 博士号(音楽)取得。オルガンを廣野嗣雄、吉田實、L. ギエルミに師事。
桐朋学園大学音楽学部古楽器科講師 盛岡市民文化ホールオルガン・アドヴァイザー
日本基督教団早稲田教会オルガニスト 日本オルガニスト協会会員
日本オルガン研究会会員