ルドンコレクションから所蔵品展展示室1 ルドンコレクションから:ルドンとフランス世紀末絵画 2023年6月27日火~10月1日日 オディロン・ルドン《花》1905-10年頃 岐阜県美術館蔵 岐阜県美術館ではこのたび、「ルドンコレクションから:ルドンとフランス世紀末絵画」展を開催します。 岐阜県美術館では、開館以来フランスの画家オディロン・ルドン(1840-1916)の作品を重点的に収集しています。 本展示では、250点を超える当館ルドンコレクションから油彩画を中心に紹介します。あわせて、19世紀末フランスに花開いた象徴派やナビ派の画家達の作品を展示します。 開催概要 タイトル ルドンコレクションから:ルドンとフランス世紀末絵画 会場 岐阜県美術館(岐阜市宇佐4−1−22) 開催期間 令和5年6月27日(火)〜10月1日(日) 10:00〜18:00 ※7月21日(金)、8月18日(金)、9月15日(金)は20:00まで夜間開館 ※展示室の入場は、閉館の30分前まで ※休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日) 観覧料 一 般 :340円(280円) 大学生 :220円(160円) 高校生以下無料、( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定医療費(指定難病)受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料 主催 岐阜県美術館 報道発表資料(PDF) 作品リスト(PDF) オディロン・ルドン について 1840年4月、フランス・ボルドーに生まれる。本名ベルトラン=ジャン・ルドン。母の愛称にちなみオディロンとよばれる。幼少期をメドック地方の葡萄園ペイルルバードで過ごす。1851年以降ボルドーに戻り、スタニスラス・ゴランに絵を学ぶ一方で、植物学者アルマン・クラヴォーに出会い、自然科学や文学等の世界を知る。1864年、パリでジャン=レオン・ジェロームのアトリエに通う。その後ボルドーでロドルフ・ブレスダンから銅版画の技法を学ぶ。「黒」による表現世界に惹かれ、版画や木炭画を制作する1890年頃からパステルや油彩による作品を発表する。象徴主義の画家として評価される一方で、印象派やナビ派の画家とも交友し、色彩による装飾的な絵画も手がけるようになる。サロン・ドートンヌやアーモリー・ショー等でも紹介され、20世紀の美術の動向に影響を与える。1916年、パリで没。