展示室1
寄贈記念 熊谷守一展
2020年9月8日火~12月20日日
現在の中津川市付知町に生まれた熊谷守一(1880-1977)は、郷土ゆかりの洋画家であると同時に、日本を代表する洋画家です。
葉書4枚ほどの小さな板の上に、身近な自然や生き物たちの姿を特徴ある赤い輪郭線と簡明な色面で表現した画家として知られています。70歳を過ぎた頃から描かれるようになるそうした画風とあいまって、著書『へたも絵のうち』や『蒼蠅』で知られる脱俗した生き方は、今もなお多くの美術ファンを魅了し続けています。
熊谷守一のものの見方、携わり方には、各々の土地とそこで出会った人々との関わりが深く、また熊谷守一自身、家族との死別という経験を重ねながら、自分が描くものとは何かを求めた画家でした。
回顧展を開催して以来、数度にわたり紹介してきましたが、今回のコレクションによる小企画では、岐阜を代表する洋画家 熊谷守一の生誕140 年を記念して、近年遺族や生前から関わりの深い関係者よりご寄贈いただいた作品・資料を中心に紹介します。
開催概要
タイトル | 寄贈記念 熊谷守一展 |
開催期間 | 2020年9月8日(火)~2020年12月20日(日) |
会場 | 展示室 1c、d |
観覧料 |
一般 340 円(280 円)、大学生 220 円(160 円)、高校生以下無料 |
主催 | 岐阜県美術館 |
※会期中、観覧券の半券にて下記の展覧会もご観覧いただけます。
・8月28日(金)~12月13日(日)「ルドン、西洋美術コレクションから」
・8月28日(金)~12月13日(日)「日本画の逆襲 ふたたび」
・9月26日(土)~12月20日(日)「工芸・新収蔵品を中心に」
作品紹介
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