生誕120周年 坪内節太郎 / 没後130周年 牧野伊三郎所蔵品展展示室1 生誕120周年 坪内節太郎 / 没後130周年 牧野伊三郎 2025年11月5日水~2026年3月29日日 牧野伊三郎《鎧の袖》 1892年 個人蔵(岐阜県美術館寄託) 本展示では、二人の岐阜ゆかりの洋画家を特集展示します。 坪内節太郎(1905-1979)は各務原市出身の画家です。春陽会では中川一政や河野通勢の指導を受け、また木村荘八らと交友を深めました。彼らは油彩画をメインとしながら、同時に水墨がもつ情趣に惹かれていきました。坪内もまた、戦後に行動美術会へと発表の場を移しながらも、次第に墨彩画の世界へと傾倒していきました。本展示では生誕120周年を記念し、所蔵する油彩画、水墨画、素描を中心に紹介します。 また、同時開催として、早逝の洋画家 牧野伊三郎を特集展示します。中津川市出身の牧野伊三郎(1870-1895)は、18歳頃に洋画家を志して上京しました。画塾不同舎で小山正太郎に師事し、中村不折や岡精一らと共に学びました。その後、明治美術会通常会員となりますが、胸を患い、わずか24歳で亡くなりました。本展示では、生誕155年/没後130年の記念の年として、初期の素描と丁寧に描き上げられた油彩により、洋画に捧げた牧野の真摯な視線に迫ります。 開催概要 タイトル 生誕120周年 坪内節太郎/没後130周年 牧野伊三郎 会場 岐阜県美術館 展示室1(岐阜市宇佐4-1-22) 開催期間 令和7年11月5日(水)〜令和8年3月29日(日)10:00〜18:00 ※令和7年11月21日(金)、12月19日(金)、令和8年1月16日(金)、3月20日(金)は20:00まで夜間開館※展示室の入場は、閉館の30分前まで※休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)※年末年始休館:令和7年12月26日(金)〜令和8年1月5日(月) 観覧料 一 般:340円(280円)大学生:220円(160円)高校生以下無料、( )内は20名以上の団体料金 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定医療費(指定難病)受給者証または登録者証の交付を受けている方とその付き添いの方(1名まで)は無料 主催 岐阜県美術館 報道発表資料(PDF) 作品リスト(PDF)※準備中 主な出品予定リスト 作家名 誕生-没 作品名 制作年 所蔵先 坪内節太郎 1905-1979 葵上 1946年 岐阜県美術館 坪内節太郎 1905-1979 松かさ鮒 1976年 岐阜県美術館 牧野伊三郎 1870-1895 鎧の袖 1982年 岐阜県美術館寄託 牧野伊三郎 1870-1895 嘉平治像 1894年 岐阜県美術館