開館40周年記念「前田青邨 展 究極の白、天上の碧-近代日本画の到達点-」の展示作品を鑑賞して《Such Such Such》を体験するプログラムを行いました。

開催概要

開催日:2022年10月2日(日)
時刻:14:00~15:30(受付 13:30~13:55)
会場:岐阜県美術館 多目的ホール、展示室
対象展示:「前田青邨 展 究極の白、天上の碧-近代日本画の到達点-」
対象作品:《紅白梅》1964年、《羅馬使節》1927年、《遊魚》1921年頃、
《唐獅子》1936年、《動物の舞踏会》1958年
参加人数:9名

ツアーの流れ

オリエンテーション

オリエンテーションでは本日の活動内容と流れについて確認しました。対象展示の「前田青邨 展 究極の白、天上の碧-近代日本画の到達点-」は、重要文化財の《洞窟の頼朝》をはじめ見ごたえのある作品が多く展示されています。貴重な作品も多くあるため、今回の《Such Such Such》ではコネクターボックスを持って展示室には入りません。いつもと少し違う《Such Such Such》のスタートです。

まずは自己紹介

いよいよツアーのスタートです。展示室に入る前に、一緒に作品を鑑賞する仲間に自己紹介をします。今日の出会いを大切にして作品鑑賞をしていきましょう。

今回のアートツアーでは、どのような「なんやろうね」に出会えるでしょうか。楽しみですね。

アートツアーの開始です

開館40周年を記念した多数の見ごたえのある作品に圧倒されそうな展示室内です。グループごとに指定された作品について対話型鑑賞を行いました。参加者の皆さんは「梅の枝に動きがあって生き物みたい」「この唐獅子はきっと親子だよ」と感じたことを話したり、想像を膨らませて物語を語ったりしながら作品を鑑賞しています。

コネクターテーブルの画像の中から、自分の「感じ」に近いコネクターを選びます。

作品を鑑賞して感じたことをコネクターに置き換えて表現します。グループリーダーのもとに集まり、コネクターテーブルの画像から自分の「感じ」に近いコネクターを選びます。3つの作品を鑑賞し、展示室を出たあと、コネクターテーブルから画像で選んだコネクターの実物を手に取り、コネクターボックスに入れていきます。画像とイメージが違う場合は変更も可能。作品を見た「感じ」に近いコネクターを選び直します。

画像からコネクターを選びます

実物のコネクターをボックスに入れます

○3つのコネクターをもとにスケッチをします

コネクターをもとに作品を見た「感じ」を思い起こしながらスケッチを描いていきます。どの参加者の方も、思い思いに色鉛筆を走らせてスケッチを描いています。

描きあがった参加者の中には、他のグループのスケッチを見学に行く姿もありました。他の人との感じ方の違いを楽しんでいる様子です。

スケッチやコネクターをもとに交流します

最初に、グループごとに作成したスケッチについて交流をしました。次の全体交流では、グループの代表者がコネクターとスケッチをもとに感じたことを話しました。

コネクターを選んだ理由を話しています

スケッチについて話しています

参加者の声(アンケートから抜粋)

・自分で表現するのは難しいです。絵画の見方がちょっと変わるかもしれません。(良い意味で)
・お子さんが感じていることを実際に形にする姿を見たり、お子さんの話を聞いたりすることで、普段感じることができない感覚を知ることができました。
・グループで一枚の絵についてそれぞれが感じたことを聞けてとても楽しかったです。一人でじっくり見るのとは違う見方で面白いです。
・絵を表現するのが楽しかったです。
・作品がより鑑賞できました。説明していただけたりグループの方と作品について感じたことを話したりするのは楽しかったです。絵を描く作業と発表はドキドキでしたが面白い体験でした。

スタッフの振り返り

・他のグループの参加者とコネクターが重なってしまうことがあった。後から展示室を出たグループの人が同様のコネクターに変更するなど譲り合っていたのはよかった。
・画像と実物では感じが違うこともあり、コネクターテーブルで改めて選び直す姿もあった。変更できるだけのコネクターの数があってよかった。
・作品交流会では、コネクターを大きなスクリーンに映して発表できたのがよかった。