1.「#SuchatHOME」へようこそ!

家にある物を使って《SuchSuchSuch(あんな そんな こんな)》を体験してみましょう。

岐阜県美術館へ、ようこそ。

箱をひとつ、準備してください。

2. まずは、こちらの作品をみてみましょう。

《ばら》加藤栄三 1961年

どんなことを感じますか?

この作品を見ながら、「何かを感じている私」が、いまここにいます。

家にあるたくさんの物から、

「自分が感じたことに近いなにか」を、ひとつ選んでみましょう。

選んだ物は箱のなかに、大切にいれてください。


作品と自分をつなぐこれらの物のことを、「コネクター」と呼んでいます。

3.  次は、この作品です。

《月下の川沿いの家》アンリ・ル・シダネル 1920年

この作品を見ながら、「何かを感じている私」がまたここにいます。

また、ひとつの物を選んでみましょう。


箱の中で、さきほど選んだ物と並べてみましょう。

4. 次が、最後の作品です。

《アポロンの戦車》オディロン・ルドン 1906-07年頃

この作品を見ながら、「何かを感じている私」が、

また、またここにいます。

またひとつ、「作品を見た自分の感じ」を、

たくさんの物からひとつ選んで、表してみましょう。

最初は何もない空っぽだった箱の中が、なんだか賑やかになりました。

それぞれが似ていたり、似ていなかったり。

箱の中には、今日見た作品が表れているのでしょうか。

それとも、今日の自分が表れているのでしょうか。

 

5. 目をつぶって、思い出してみてください。

どんなことを感じながら、一つ一つの物を選びましたか?

目を開けたら、深呼吸。

画用紙と色鉛筆を準備してください。

箱に入っているものを、「作品を見たときの自分の感じ」を

思い起こしながらスケッチをします。

感じたままに手を動かしてみましょう。

 

6. スケッチが完成したら、

・選んだ3つの物(コネクター)
・スケッチ

それぞれわかるように、写真に撮ります。

できた作品は、「#SuchatHOME」のハッシュタグをつけて、

SNSにアップロードしてみましょう。

同じタグで、色々な人のコネクターとスケッチを見ることができます。

他の人のコネクターやスケッチを見て、

自分が感じたことと、似ているところや、違っているところはあるでしょうか。

感じるって、ナンヤローネ?

さあ、やってみよう!