【設計・製作】
辻オルガン(作品37号、完成1984年3月)

【製作顧問】
ウンベルト・ピネスキー(イタリア ピストイア市マベリーニ音楽院院長、ピストイア イタリアオルガン音楽アカデミー院長)

【様式】

手鍵盤 45鍵
足鍵盤 8鍵
笛(パイプ) 総数400本(正面パイプ21本、内部パイプ379本)
笛の種類 9種類(9ストップ)
材質 笛:錫、鉛、モミ
ケース:モミ
鍵盤:ツゲ、黒檀
風箱:マカバ
送風 イタリア風大型くさび型ふいごと電動送風機の組み合わせ

 

【特徴】
多目的ホール内のパイプオルガンは、1984年3月に設置されました。このオルガンは美術館内に設置されたものとしては日本で最初のパイプオルガンです。世界でも数少ないイタリアバロック様式のオルガンで、ストップ数は9個、ペダルは8本。パイプは全部で408本あり、鍵盤数は27個と18個、共に木製で鍵盤1個の大きさは、大きいほうの鍵盤が10cm×2.2cmとやや小ぶりになっています。