日常の中で私たちはいつも感じている。

その感じていることは、正しいのかどうかはわからないけれど、感じている私がいるのは確かなこと。

私じゃない人も感じているのかな。

人によって感じ方はきっと違うだろう。

正しい感じ方ってあるのかな。

美術館で作品と向き合った時に 自分が感じていることを言葉ではなくて、

「あんな感じ、こんな感じ、そんな感じ」って物を通して自分の感じを探していると

自分の感じている感じが見えてくるような気がする。

日比野克彦

作品と向き合った時、自分が感じていることとは?
日比野克彦のアートコミュニケーション作品《Such Such Such》は、ひとつの鑑賞のかたちです。
作品を見て感じたことを、言葉ではなく物に置き換えたり、スケッチしたりして探ります。
岐阜県美術館では《Such Such Such》を自由に体験することができます。

開催:開館中 常時体験可能
場所:美術館ホール
対象:すべての方(小学校4年生以下は保護者同伴)
費用:無料
※事前申込、受付不要

美術館を飛び出して、県内の様々な場所で《Such Such Such》を展開する「Such Such Suchキャラバン!」がスタートしました。

《Such Such Such》ってどうやるの?

1 《Such Such Such》には指示パネルがあります。パネルの番号の順番に進んでいきましょう。まずは箱を手にとって、《Such Such Such》の対象作品の前へ移動します。

2 さあ、作品を鑑賞しましょう。作品を見て、何を感じますか。作品の前のテーブルには、さまざまな物が並べられています。「自分が感じたことに近い感じがするな」と思う物を1つ選んで、箱に入れましょう。

コネクターの一例

3 《Such Such Such》では、このように、自分が作品を見て感じたことを、1つの物で表現します。《Such Such Such》では、作品と、自分が感じたことをつなぐ役割をするこれらの物のことを、「コネクター」と呼んでいます。

4 対象作品を鑑賞して、感じたことからコネクターを選んでいきましょう。箱の中に、対象作品の数だけコネクターが集まります。箱の中は、今日見た作品が表れているのでしょうか。それとも、今日の自分が表れているのでしょうか。

5 対象作品を全て鑑賞して、コネクターが集まったら、「WORK SPACE」に移動します。ここでは、箱の中のコネクターを見て、作品を見たときの自分の感じを思い起こしながらスケッチをします。感じたままに、手を動かしてみましょう。

6 スケッチし終わったら、「SHOW ROOM」にコネクターと一緒に展示します。「SHOW ROOM」には、いろいろな人のスケッチとコネクター…「感じたこと」が展示されています。自分が感じたことと、似ているところや、違っているところはあるでしょうか。感じるってナンヤローネ。

《Such Such Such》の手法を取り入れた鑑賞プログラム「ナンヤローネ アートツアー」も開催しています。

お問い合わせ

岐阜県美術館 教育普及担当
TEL 058-271-1313    FAX 058-271-1315
〒500-8368 岐阜市宇佐4-1-22