展覧会タイトルの「人生絵日記」にちなみ、絵日記のように思い出を絵葉書という形で残していくことをイメージし、絵葉書を保存する箱を飾りました。紙の箱にいきものの形のスタンピングをした紙を貼ったり、シスコの世界を感じるような賑やかな着色をしたりして楽しい作品を目指しました。

開催概要

開催日:令和4年5月7日(土)
時刻:10:30~12:00,13:30~15:00(各90分)
会場:岐阜県美術館 多目的ホール、展示室
対象展示:「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記」
参加者:25名(AM14名,PM11名)

プログラムの流れ

展覧会場で作品を見る

塔本シスコの作品を鑑賞し、その世界を自分なりに表現するために自分の好きな作品を1点選びます。

作品のつくり方を聞く

塔本シスコの世界を自分なりに表現するにはいろいろな方法があることを知ります。

紙・スタンプを選ぶ

「どの紙がいいかな。」「どのスタンプにしようかな。」

スタンプを押す

紙とスタンプ台の色やスタンプの押し方を工夫します。スタンプはシスコの作品に登場するいきものたちをもとにした手作りです。

紙を切ったり千切ったりして貼る

いろいろな種類や色の紙をはさみで切ったり手で千切ったりして葉書箱に貼ります。スタンプを押した紙を組み合わせたり、紙質の違いを生かしたり、箱の内側に貼ったり…といろいろな工夫が見られました。

ペンで描く

さらに自分なりにとらえたシスコの世界に近付くようにいろいろなペンで着色します。

作品完成!!鑑賞会

素敵な葉書箱が出来上がりました。でも葉書以外のものを入れても構いませんよ。

参加者の声(アンケートから抜粋)

・とても楽しくつくることができました。シスコさんの作品も気に入るものがあって本当に来てよかったです。

・作品づくりの時間は短く感じましたが、家族で同じものをつくる時間をもててよかったです。子どもと美術館に行く機会ができて楽しかったです。

スタッフの振り返り

・様々な色や質感の紙、手作りスタンプ、ペンなど材料や用具が豊富に準備され、足りないと感じる人はいないように思われた。それらを生かしてバラエティー豊かな発想の作品をつくっていて驚いた。
・塔本シスコ展の鑑賞時間及び制作時間ともにもっと時間を確保できるとよかったが、活動時間全体を伸ばすことは難しいので運用の仕方を工夫したいと考える。