「開館40周年記念 美術館の名品ってナンヤローネ 岐阜県美術館名品尽くし!第3部」の第3章では様々な版画作品が紹介されています。多様な版の表現によって色や形が鮮やかに写し出され、様々な風景がうみだされています。
その中でも舩坂芳助の《Lemon Black and Whiteから》を取り上げました。
この作品では明るい黄色のレモンが様々に大きさや形を変えながら存在しています。黒や余白の白、鮮やかな色彩がさらにリズムを生み、画面の魅力を引き立てています。
今回は紙を切ったり千切ったりしながらコラージュ作品を制作しました。色や形を活かした作品をつくることでレモンの黄、黒、白だけでなく様々な色や形の響き合いを味わい、楽しみました。

開催概要

開催日:令和5年2月5日(日)
時刻:13:30~15:00(90分)
会場:岐阜県美術館 多目的ホール
対象展示:「岐阜県美術館 名品尽くし! 第3部」
参加者:19名

プログラムの流れ

展覧会場で作品を見る

展覧会場では、展示されている舩坂芳助の《Lemon Black and Whiteから》を中心に作品の鑑賞を行いました。
似たような色や形の組み合わせでも多様な表現ができる事を作品から味わいました。

作品のつくり方を聞く

所蔵品とは別に、スタッフが所有する直接触れられる作品もあったことも参加者の発想のヒントになりました。
今回のワークでは、黄(レモンの色)、白、黒の3色は必ず使用したコラージュ作品にしました。

画面の構成を考える

どんな作品にしようかな?ラフスケッチをします。 レモンはどんな大きさ?どんな形?

紙を切ったり千切ったりして貼る

いろいろな種類や色の紙をはさみで切ったり手で千切ったりして紙に貼っていきます。
同じレモンをテーマにしていても様々な発想や表現がありました。
物語性のある作品や、黄色のレモンを切り取ってから自分が好きなフルーツを連想し、自分だけの「フルーツパラダイス」をつくる参加者もいました。

作品完成!

完成したら額に入れて鑑賞会を行いました。色や形を活かしたステキな作品が出来上がりました。

参加者の声(アンケートから抜粋)

・本当に、人によって感じ方、表現の仕方が違って楽しかったです。一人の作家を観てから同じテーマで制作するということで、そのことがよく分かりました。
・紙の色の種類がたくさんあってよかった。集中する時間がもてることはすばらしいことでした。またぜひ開催してほしいです。
・子どもの作品も予想外であっぱれです。
・普段やらないことができ、時間を忘れて集中して楽しめました。頭の中で歌を歌いながらHappyでした。
・子どもたちからたくさんの言葉が出てきて、とても楽しい時間が過ごせました!!

スタッフの振り返り

・形と色という2つの要素のみにしぼりつつも自由度の高い制作内容が、子どもから大人まで幅広い層に受け入れられやすかったのではないかと感じた。
・担当者や他の職員による作例が一定数あり、直接触れられる作品もあったので参加者の発想のヒントになり、しかもその発想が偏らなかった。
・もっと多くの方に参加していただけるような時間設定を考慮していきたい。