活用事例1【似たものつながり】

1.各自5枚のカードを手札として持つ。
  残りのカードは裏向きにして場の中央に積む。
2.中央に積まれたカードの山から1枚めくって場札にする。
3.場札となったアートカードとの「つながり」のあるカードを手札から出す順番を決める。
  「つながり」を見つけて場札の隣に手札を一枚置く。
  「つながり」を説明して全員が認めればそのまま置くことができる。
  『どちらも海が描かれている』『どちらも赤色が多く使われている』など。
  置くことができなければ、山から1枚カートを引いて手札を増やす。
4.手札がなくなれば終了。
※色・形・描かれているものなどに「つながり」を見出し、作品の特徴をとらえ分類する力が育まれます。自分の造形的な見方や考え方、感じ方を説明したり、相手の説明を聞いたりすることで、充実した言語活動が行われます。

活用事例2【名探偵ゲーム】

1.全てのカードを使用し、表を向けて並べる。
2.親を決める。親は1回交代とする。
  親は任意のカード(作品)を1枚選び、この時点で発表はしない。
3.親以外の参加者は、親が選んだ作品を類推することができ「はい」「いいえ」で回答できる質問をする。『赤色はありますか』『人が描かれていますか』など。
4.全員が1回ずつ質問をし終えたところで、親が選んだカードがどれか考え、全員一斉に指さす。
5.親は選んだカード(作品)を発表し、質問の受け答えから考えたことや親以外が選択したカード(作品)の理由など、考えたことや感じたことを発表し合う。
※造形的な見方や考え方、感じ方で作品の特徴をとらえ、言葉で表現する力が育まれます。複数の作品を比較し、共通点や相違点を感じ取る力が育まれます。

活用事例3【カレンダーにするなら】

1.全てのカードを使用し、表を向けて並べる。
2.季節や行事を考え、春夏秋冬にあう作品(カード)を各1枚、計4枚選ぶ。
3.選んだ理由を話ながら、自分のカレンダーとして発表する。
※自分の中の四季のイメージと結びつけて、作品の雰囲気を感じ取り、自分なりの意図でまとめあげる力が育まれます。