アーティスト・イン・ミュージアム
ナンヤローネ・プロジェクト Artist in Museum Vol.1 鈴木一太郎 〜レンダリングされた仮想現実を実感してみる〜

2016年7月25日~8月30日

「Artist in Museum」は、これまで主にワークショップの会場として使われてきた実習棟をさらに活用するため、平成28年度から当館の新しい試みとして始まりました。
本企画では、アーティストが実習棟を拠点に当館に滞在し、公開制作やワークショップを開催します。
来館者がアーティストと出会い、作品制作という創造の場に立ち会うことで、完成された作品の鑑賞から感じるものとは違う感覚を得て、美術により関心を抱いてもらうことを目的としています。

第1回目は、岐阜県出身の彫刻家 鈴木一太郎さんを招聘しました。
鈴木さんは近年、画像デジタル技術と彫刻の立体性を組み合わせ、仮想と現実の世界の境界を行き来する作品を制作しています。
今回は、当館の多目的ホールをVR技術を用いた仮想空間として再現する作品に取り組みました。
会期中、来館者は、VR専用ゴーグルを装着しながら制作に没頭する作家の姿に、新しい表現の可能性を体感しました。

開催概要

開催期間 公開制作 平成28(2016)年7月25日(月)~8月30日(火)
会場  岐阜県美術館 実習棟、多目的ホール
主催 岐阜県美術館
招聘作家 鈴木 一太郎

 

関連プログラム

トークセッション ライブ レンダリング ~新たな美術表現のシステム~

開催日時:8月18日(木) 14:00~15:00
会場:実習棟
配信:ニコニコ生放送
出演:鈴木 一太郎(招聘作家)、たかくらかずき(デジタルクリエイター/アーティスト)

成果発表/ライブ レンダリング Vol.2

開催日時:8月30日(火)  13:30~15:00
会場:多目的ホール

活動記録

招聘作家の鈴木さんが、滞在制作中に自身のSNSで発信した活動の記録をご覧いただけます。

2016.07.25

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2016.07.27

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2016.08.04

2016.08.04

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2016.08.13

2016.08.15

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2016.08.16

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2016.08.24

2016.08.27

2016.08.29

2016.08.30

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アーティストについて

鈴木 一太郎/SUZUKI Ichitaro

1988年生まれ。岐阜県出身。愛知県立芸術大学大学院博士前期課程美術学部彫刻専攻卒業。
現代アーティスト。ドット絵、ピクセルアートなどのデジタルイメージを現実の世界に現すことで、新たな彫刻表現を追求している。
主な展示、受賞歴に、東京Midtown Award 2013 グランプリ受賞、サイバーエージェント学生版モックアップアプリコンテスト 金賞、六本木アートナイト2014、個展「あたまのなかでは、触れている」PIギャラリー)など。