《この舟のろう方式》9つの舟が出発!

《この舟のろう方式》って?
〜ながラーが開催するミーティング(話し合い)のことを、《舟》と呼んでいます。
新しい活動のアイデアについて「この舟のろう!」と呼びかけ、
企画づくりに取り組んだり、学び合いやコミュニケーションを育んだりする場として、
3人が集まったら出航します。
それぞれの《舟》には「○○丸」の名前がついています。
>>〜ながラーの活動イメージ

〜ながラーたちは5月から、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、
オンラインミーティングを中心に活動しています。
日比野館長の指令
離れたところ同士だからこそ生まれてくるアートを、考えてみよう(第1回基礎ゼミ)」に
応えるかたちで9つの《舟》にわかれて漕ぎ始め、
基礎ゼミの最終回ではそれぞれの成果を発表しました。

舟の名前:○○丸
舟の紹介:話し合いによって生まれたアイデアや、めざすこと
【船員】:〜ながラーの紹介

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ワンアート丸

「感謝」という気持ちを一つのアート作品として表現出来ないか?と考えました。それぞれに感謝の気持ちを書いた紙を風船に入れ、破裂させて舞い落ちた紙でアートを描きます。いろいろな思いが渦巻く今、その思いが吹き出しの様に見え、浮かんでは消える気持ちを風船で表現しています。

船員
ひらっち:アートと酒と野球を愛する普通の会社員
まーちゃん:還暦をすぎ後の人生自由人でいたい(中々出来ない、いや他人から見たら十分自由人と言われる)私
ナミエ: カメラが相棒♪
ロイヤルミキティー:紅茶が好きです。

ドリームキャッチャー丸

「ふれあいながラー」「会話しながラー」「楽しみながラー」想いや、夢、願いを込めた祈りを形や色で表現する。自分だけのドリームキャッチャー作り。人と人、人と物、人と事を紡ぐ交流の場。ワークショップオンラインで繋がろう祈りの輪。

船員
ふじ:りんごと枝豆をこよなく愛しています♪
ユキ: よく人に道を聞かれます…
ひーちゃん:最近、登山始めました。

みんなで楽しもう♪音×アート丸

長良川を五線譜に見立てて、そこでルドンの蜘蛛くんが音と一緒に遊んでいます

身近にある”音”と岐阜県美術館のコレクションと組み合わせた作品を、オンラインでみんなで楽しむことを目指します。音を使ったワークショップや対話型鑑賞などを通して新たな芸術体験の創造に挑戦します。

船員
M・M:保育士勉強中♪
193:カリグラフィー勉強中♪
ひろろ:エレクトーン弾いています♪

つながりの舟“LINK・MEET”丸

「人・コト・モノが“つながる・出会う”」をコンセプトとした、岐阜県美術館の“なかみ”とつながろう企画!県美を支える人から所蔵品・ゆかりの作家等、~ながラーの視点でクローズアップすることで、県美の「人・コト・モノ」をより身近に感じるコンテンツ(ライブ配信・お便り作成等)を模索中です。

船員
ナカジ:梨農家で働くアラサー大学生。目指せ自由人!
くまのプー:プーさん大好きです。
さく:スイカと焼きいもとライブが好きな事務員

~ながラーのおしゃべり・ミュージアム丸

Zoomを使用したオンライン鑑賞会です。作品は岐阜県美術館の所蔵品を使用します。作品についての専門的な解説はなく、作品を観た時の感想などをもとに、参加者自身がおしゃべりをするような感じで楽しみながら鑑賞する対話型鑑賞です。~ながラーは参加者が自由におしゃべりできるようにお手伝いします。
船員
sugi:お酒好き
M.T:実はかぶり物好き
にょにょ:山&アート好き かあちゃん
masa:カフェ好き週末家庭料理人見習い

泉の小舟丸

美術館を楽しむプロジェクトです。小石に魚や水辺の生き物を描いた作品を募り、庭園の水路の中に並べて公開します。一部の作品にループを付け、釣って持ち帰れるような遊びのエリアを設けます。廃材を利用した「森の精霊」をあらわすモニュメントやオブジェを制作し、空間を演出します。来館できない人に限らず、全ての人が楽しめるように、水路に並ぶ作品の映像をオンラインで配信します。

船員
ワニさん:酒好き・本好き・マネキン好き(仕事ながら面白くて未だに飽きません)
セシル❤️:心はベトナム経由のフランス人🇫🇷プリンのプールに飛び込みたいくらい、カスタードプリンがだ〜い好き
柴犬大好き:地方の美術館めぐりが趣味です。ミュージアムショップに目がありません。

○△□で遊ぼう丸

・・・一時停泊中・・・

県美帖丸

《県》美とふれあい、《県》美と会話し、《県》美を楽しむ—県美の魅力はなにもコレクションだけではない!県美の建物の部位を偏愛した者達が紡ぐ”読む美術館”それが『県美帖』。外壁タイル!庭木!巾木までも!!県美の様々な部位をながラー達が様々な愛情表現で語ったものを小冊子もしくはwebコンテンツにします。
船員
nasuko:ハシビロコウに威嚇されたことがあります
わらび餅:カツ丼が食べたい
サチヨ:60sを一度生きたことがあると思っている女
みねみね:日本酒好き美術館スタッフ

イロドリ丸

身のまわりにある7色(赤、橙、黄、緑、青、紫、白)の画像を募集し、画像1点を1ピースとした1つのモザイク作品を作成。色の種類や色探しのおもしろさ、自分以外の人の視点で画像を見ることで変化する見え方や受け取り方、ひとりでは作れない作品の完成を見て何を感じるかという企画。
船員
のこてぃん:おしゃべり大好きワクワク大好きガール
トコロ:ライブと昭和レトロが好きなぬいぐるみ&雑貨作家
みなっち:もの作り大好き 普通の会社員
ケイコ:新たな人生のステージ求める魔女見習い


【スタッフノート】

4〜6月はZOOMでの基礎ゼミを経て、それぞれの関心分野から9つの舟(企画)にわかれてアイデアを出し合い、「今だからこそできる」〜ながラーの活動について考えてきました。ここでは8つの舟を紹介しています。
オンライン上での出会いから、ほんの数週間の間に多くのコミュニケーションが生まれました。〜ながラーのミーティングは舟ごとに開催されており、ZOOMや美術館にて、毎週さまざまな話し合いが繰り広げられています。5〜6月に開催された〜ながラーのミーティングは、数えてみたら35回もありました!
「日常的にクリエイティブな話し合いの場をひらく」ことは、アートコミュニケーターとしての活動基盤を整えることであり、プロジェクトとしても重要な習慣です。基礎ゼミで学んだ「きく力」や「グッドミーティング」を実践するかたちで、舟の活動がすすんでおり、運営チームとしても非常に心強く感じています。
まずは自分たちの手でオールを握り、水の重さを感じて、漕いでみる…そんなアクティブな活動の滑り出しを、〜ながラーの一人ひとりが感じていることでしょう。それぞれの舟がこれからどのように進んでいくのか、ぜひ楽しみにしていてくださいね。