アーティスト・イン・ミュージアム
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.14 設楽陸

2023年7月20日~9月3日

14回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、現実とVR(仮想現実)の融合を試みる、愛知県出身の画家・設楽陸が公開制作を行います。

ー 今回の制作に寄せて ー

この世界は君が見ている夢なのか?
僕が見ている君の夢なのか?

幼い頃に患った喘息とアトピーは、不条理を感じさせた。
禁止されたTV ゲームは、想像力を羽ばたかせた。
現実世界の違和感から妄想の世界に親近感を覚え「ここではないどこか」「ここにはいないだれか」の存在を意識し始めた。
現実と仮想の違いが分かりにくくなっている今の時代において、どちらが現実で仮想なのかより、大切なのは、それを楽しみ自分を想うことなのかもしれない。

設楽陸

開催概要

会期 【公開制作】令和5年7月20日(木)~9月3日(日)
入場料 無料
開場時間 10:00〜18:00
夜間開館日 7月21日(金)、8月18日(金)は、20:00まで開場
休館日 月曜日
主催 岐阜県美術館
協力 大垣市情報工房

 

※期間中、アーティスト不在の場合がございます。
※状況に応じて、日程や内容を変更する場合があります。最新情報は当サイトにてご確認ください。

アーティストについて

設楽陸/SHITARA Riku

1985年 愛知県長久手市生まれ。
2008年 名古屋造形芸術大学美術学科総合造形コース卒業。
これまで一貫して、ゲーム的世界観、仮想、妄想、自身の内なる物語をテーマに絵画や立体などを制作。
コロナ禍を契機に、VR (仮想現実)のスタジオでも制作を開始。主宰する「タネリスタジオ」とVRを行き来しながら、現実と仮想の融合や、実存について模索している。
近年の主な展覧会に、個展「something great」長者町コットンビル 2021年/瀬戸現代美術展 2019,2022/三谷温泉アートプロジェクト「ととのう温泉美術館」 2023年など。

これまでの作品

アーティスト・イン・ミュージアムに関するお問い合わせ

岐阜県美術館
〒500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
TEL:058-271-1313/FAX:058-271-1315