所蔵品展「土の造形-特集・伊藤慶二」、「精霊たちのいるところ〜アボリジニの美術〜」、「寄贈記念 守 洞春展」、「20世紀の美術」の作品を鑑賞して《Such Such Such》を体験するプログラムを行いました。
開催概要
開催日:2021年8月1日(日)
時刻:14:00~15:30(受付 13:30~13:55)
会場:岐阜県美術館 講堂、多目的ホール、展示室1、2
対象展示:
「土の造形-特集・伊藤慶二」、「精霊たちのいるところ〜アボリジニの美術〜」、「寄贈記念 守 洞春展」、「20世紀の美術」
対象作品:
伊藤慶二《HIROSHIMA-証》2006年
マギー・ナパンガディ・ワトソン《ガリピ・ジュクルパ(ヘビブドウのドリーミング)》1993年
守 洞春《霊魂不滅》1972年
ルイーズ・ネヴェルスン《ミラー・シャドーXIV》1985年
参加人数:12名

コネクターとスケッチ

コネクターとスケッチ

コネクターとスケッチ
参加者の声(アンケートから抜粋)
・家族とか楽しいイメージを感じました。幸せを願って毎日描くもののように守り神、そして広島の焦土と化したところ、先祖の上に悲しい人との別れ。新しい家族が広がっていくイメージを描きました。
・ヘビが笑っているように見えて優しい感じがしたので、優しい感じの丸い表現をしました。
・何人かの人と同じ作品を見て感じ合うこと「感じ」が発展することは楽しい体験でした。ありがとうございました。
・コネクターに例えることで、言葉にならない感情を表現することができてよかった。
・自分の感じたこと、考えたことが、他の方の考えを聞くことによってどんどんふくらんでいって、更に他のことにも気付ける、という良い連鎖ができて、楽しかったです。
・一人で《Such Such Such》をするよりも、交流したことで選ぶコネクターも変化したと思うので、交流できてよかったです。
・3点を40分で観るというのは長いかと思いましたが、あっという間でした。観え方がこんなに違ったり、同じだったりするのかと、発見がありました。
スタッフの振り返り
■スタッフより
4つの所蔵品展の各展示室を使いながら、多くの作品を鑑賞し、楽しんでいただくことができました。参加者の年代も、5歳のお子さんから60代の方まで様々でしたが、自分が感じたことを自由に発言し、様々な感じ方があることを学び合う姿がありました。
今年度のナンヤローネアートツアーは、新型コロナウイルス感染拡大の状況により、オンライン開催に変更して実施してきましたが、ようやく館内で参加者の方と一緒に活動することができました。ぜひみなさんも、岐阜県美術館で《Such Such Such》を体験してみてください!