アーティスト・イン・ミュージアム
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.16 札本彩子

2024年10月11日~11月24日

 

16回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、「食」をテーマに制作する札本彩子が公開制作を行います。

 

ー 作家ステイトメント ー

食べることのできないもどかしさや腐敗しない安心感、そんな食品サンプルの異質性に惹かれています。
私が制作する食品造形は、従来の食品サンプルの手法とは異なり、樹脂粘土を用いたモデリング技法で、現実の調理工程に近いかたちで作りあげることが多いです。

この度、食品サンプルの街として有名な郡上のある岐阜県での滞在制作にあたり、着目したのは当地の名物ハムです。

一つひとつ手作業で作られるハムたちをヒントに、期間限定のオリジナルハムブランドを制作し、アトリエに擬似工場をつくります。
美術館でまるでハムを生産し、加工しているような情景を表現できたらよいなと考えています。

札本彩子

開催概要

会期 【公開制作】令和6年10月11日(金)〜11月24日(日)
入場料 無料
開場時間 10:00〜18:00
夜間開館日 10月18日(金)、11月15日(金)は20:00まで開場
休館日 月曜日
主催 岐阜県美術館
協力 株式会社円相フードサービス

 

※期間中、アーティスト不在の場合がございます。
※状況に応じて、日程や内容を変更する場合があります。最新情報は当サイトにてご確認ください。

アーティストについて

札本彩子/FUDAMOTO Ayako

1991年 山口県生まれ
2014年 京都精華大学芸術学部造形学科卒業
食品をモチーフにした作品を通して、現代の「食」をめぐる状況について見る者に様々に問いかける。

近年の主な展示に、2023年「Replicant—食卓のかたち—」(東御市梅野記念絵画館・ふれあい館、長野)、2023年「なめらかでないしぐさ 現代美術 in 西尾」(尚古荘不言庵、愛知)など。

これまでの作品

アーティスト・イン・ミュージアムに関するお問い合わせ

岐阜県美術館
〒500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
TEL:058-271-1313/FAX:058-271-1315