展示室1
日本からメキシコへ、メキシコから日本へ キシオ・ムラタ展

2022年4月5日~7月22日

県美術館ではこのたび、「日本からメキシコへ、メキシコから日本へ キシオ・ムラタ展」を開催します。
1954年の日墨文化協定を機に、メキシコへ渡り作家活動をはじめたキシオ・ムラタ(村田簣史雄/1910-1992)は、両国文化親善のための架け橋となって国際的に活躍した画家です。キシオ・ムラタにとって幼少期を過ごした岐阜は心の故郷でした。色彩の魔術師としてメキシコの画壇で知られたキシオ・ムラタの画業の一端をご紹介します。

キシオ・ムラタ《楽器のある静物》1958年 油彩、画布 岐阜県美術館蔵

開催概要

タイトル 日本からメキシコへ、メキシコから日本へ
キシオ・ムラタ展
会場 岐阜県美術館 展示室1
開催期間
令和4年4月5日(火)~7月22日(金)
10:00~18:00

※夜間開館: 5月20日、6月17日(金)は、20:00まで開館
※展示室の入場は、閉館の30分前まで
※休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)

観覧料
一 般 :340(280)円

大学生 :220(160)円

高校生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、難病に関する医療費受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料

主催ほか 主催:岐阜県美術館

※感染症拡大防止対策のため、延期・中止する場合があります。

キシオ・ムラタ(村田簣史雄)

本名は村田簣史雄。1910年愛知県名古屋市に生まれる。青年期を岐阜で過ごす。二科会や行動美術協会に所属し作品を発表する。戦後、日墨文化協定の記念行事としてメキシコで開催した個展を機に同国と関係を深め、1964年に移住する。詩情溢れる色鮮やかな画風で知られ、1988年には日墨修好百周年記念として個展がメキシコ国立近代美術館で開催されるなど、両国の架け橋として文化交流に大きな影響を与えた。1992年、同地にて没。

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