アーティスト・イン・ミュージアム
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.10 田中翔貴

2021年4月28日~6月27日

10回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、アーティストの田中翔貴が滞在制作を行います。

田中はゼラチン・シルバー・プリントによる表現を主軸に作品を制作してきました。日常の何気ない風景をフィルムカメラで撮影し、そのイメージに手を加えながら紙や立体物にうつし取る田中の手法は、抽象的であり心象的な像を生み出します。
また近年は、草花を布に挟みたたき込んで染める作品にも取り組んでいます。田中が「形地(かたち)染め」と呼ぶこの手法では、折々に出会う身近な植物を用います。その色と形を布にうつし取る行為は、それらが育った土地の風土や空気感をもうつし出すという意味を込めているそうです。

今回の滞在制作では「うつす」をキーワードに、これまで手掛けてきた手法を織り交ぜながら、岐阜県美術館の庭園の植物を使った新たな写真作品に挑戦します。

開催概要

会期 公開制作 2021年4月28日(水)〜5月23日(日)
作品展示 2021年5月29日(土)〜6月27日(日)
時間 10:00〜18:00
*夜間開館日(5月21日(金)、6月18日(金))は20:00まで
休館日 月曜日
開場 岐阜県美術館 アトリエ
主催 岐阜県美術館
後援 岐阜県教育委員会、岐阜市教育委員会

*公開制作、作品展示はどなたでもご覧いただけます。
*公開制作期間中は、アーティストが会場で滞在制作を行います。状況によって不在の場合がありますのでご了承ください。
*作品展示期間は6月27日(日)を除き、アーティストの在館予定はありません。
*感染症拡大防止対策のため、会期延期・中止する場合があります。最新情報は当Webサイトでお知らせいたします。

アーティストについて

田中翔貴 TANAKA Shoki

1989年 愛知県生まれ
2011年 ブライトン大学(イギリス) 交換留学
2012年 名古屋芸術大学 メディアコミュニケーションデザインコース卒業
2014年 名古屋芸術大学大学院 メディアデザイン研究領域修了

ゼラチン・シルバー・プリントを独自の工夫で変化させた写真作品や、立体物に風景を転写した作品を制作。2017年より、三重県いなべ市に制作場所を移し、アトリエhitotemaとしても活動を開始。自然が近い環境での試行錯誤から、移り変わる季節の中で植物の形とその土地の色をそのまま布に写し込む「形地(かたち)染め」を考案。
これまでの主な展覧会に、「海を見に行く」 三河・佐久島アートプラン21(2020)、「still life」なうふ現代 Art Gallery(2019)、「ボーダレス展」アートラボあいち(2017)、「となりの人びと」文化フォーラム春日井(2015)、「内と外の真ん中で」織部亭(2014)、「I now walk」shima(2013)など。

アーティスト・イン・ミュージアムに関するお問い合わせ

岐阜県美術館
〒500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
TEL:058-271-1313/FAX:058-271-1315