素材転生
ナンヤローネ×素材転生 アートアクション「こわす+つなぐ」

2021年4月25日

完璧とは違う欠落から生じる「美」の姿、人の内に隠された様々な「傷」の姿。
ガラス作家の大貫仁美さんは、「こわす」ことと「つなぐ」ことで素材と向き合い、それらを表現しています。そんな大貫さんの作品制作を追体験したら、どんな世界が待っているでしょうか。
このプログラムでは「素材転生―Beyond the Material」展関連企画として、大貫さんと一緒に石膏、靴下、蝋などを用いて本物の作品を模した作品制作をし、作家の制作や素材、作品への思いに触れる体験を行います。

開催日 2021年4月25日(日)
時間 10:15〜16:00 (受付10:00〜)
講師 大貫仁美
会場 スタジオ、多目的ホール
定員・対象 8名(小学校4年生以上、小学生は保護者同伴)
※同伴者(参加者に付き添う方)は、参加者1名につき1名まで。
2人目以降の同伴者は会場から距離をとってのご見学となります。
参加費 900円+素材転生展観覧料(高校生以下は観覧料無料)
持ち物 ・不要な靴下(A4サイズに収まるサイズ、片方のみでOK)
・汚れてもよい服装
・エプロン
・作品を持ち帰るための袋
参加方法 Webサイト申込みフォームより事前申込みが必要
申込期間 2021年3月24日(水)〜4月7日(水) ※申込者多数の場合は抽選となります。
備考 活動では、石膏、溶かした蝋、グルーガン(ホットボンド)などを扱います。

※詳細は随時更新いたします。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期・中止する場合がございます。

講師:大貫仁美 ONUKI Hitomi(ガラス作家)

1987年千葉県に生まれ、武蔵野美術大学大学院工芸工業デザイン学科を修了。ガラスのキャスト(型成形)の技法を用いて、我々の最も身近にある衣服(シャツや靴下、女性の下着)を型取り網目やレース、皺をガラスに写し取る。個々のパーツは、接着部分に金彩を施すことで、日本が古来、器の修復に用いた金継ぎの技法を想起させる。作者はそれらを「傷」と呼び、記憶を修復することで次代へと自らを繋ぐ。