開催日：令和３年11月21日(日) 時刻：10:00~12:00・13:30～15:30 参加者：44名 会場：多目的ホール 講師：所鳳弘（染織家、組紐作家）
例年は夏休みに開催する当イベントは、コロナ感染拡大のため秋に延期して開催することとなりました。組紐作家の所鳳弘先生をお迎えし、お客様は二人で丸台を囲み、所先生が染めた絹糸を組んで、日本の伝統美にふれる体験をしました。
美術館に人を集めることが難しい状況のなか、このイベントを開催できることを、所先生は大変よろこんでみえました。お客様もみんな同じ気持ちです。
小さなお子様からお年寄りの方まで、幅広い年齢のお客様に組紐を楽しんでいただきました。
何回も体験したことがあるリピーターさんには、難しい組み方を教えてもらい、それぞれのレベルに応じて楽しめる体験でした。
完成したら金具をつけてブレスレットやキーホルダーなど、おもいおもいに加工してもらいました。糸の色が組み合わさって美しい模様になっています。
最後に所先生に、今まで出会った世界の子どもたちの話を聞きました。日本の伝統美を世界に広める活動をしながら、美をとおして豊かな心が育まれることの喜びを所先生が感じてみえることが伝わってきました。
・初めての組紐でしたが、所先生やアシスタントさんから、とても丁寧に教えていただけました。色を何で染めているかなども話してくださり、おもしろかったです。
・ふつうの色もきれいでしたが、草木染めの絹糸はもっときれいでした。
・子どもたちが、真剣にやっていました。とても美しく、先生のお話にとても感銘を受けました。
・自分でつくったものが日常に使えるところがいいです。
・所先生、アシスタントの伊藤さん、清水さんが、お客様お一人お一人にていねいに教えてくださったおかげで、どなたも最後まで楽しく仕上げることができました。
