古川郷土民芸会館を会場に、参加者の皆さんとナンヤローネ アートアクション「糸からつくりだす美-コットンボールから-」を行いました。

開催概要

開催日:2023年10月8日(日)
時刻:9:30~11:30(受付 9:00~9:30)
会場:古川郷土民芸会館
参加人数:17名

活動の流れ

岐阜県美術館の紹介

岐阜県美術館のある岐阜市と会場の飛騨市は100㎞以上離れているため、参加者の中には岐阜県美術館に来館したことがない方が多くいます。そこで、ワークを始める前に岐阜県美術館の紹介をしました。

 

ナンヤローネ アートアクション「糸からつくりだす美-コットンボールから-」

岐阜県美術館の所蔵作品には、「着物」など織物の工芸品もあります。制作に入る前に、所蔵品展示「季節のうつろい 夏から秋へ」に展示されていた宗廣力三《藍地麦文様絣着物》《藍地縞に丸文様絣着物》、土屋順紀《紋紗着物「水の面」》《紋紗着尺「夏菊」》の作品紹介と鑑賞を行い、糸の染色や織りの美しさを味わいました。

糸から生み出された工芸品の鑑賞に続いて糸を使ってのワーク「コットンボール」制作に挑戦です!
手順は次の通りです。

どうやって使おうかな?

制作したコットンボールにLEDライトを入れると美しい明りのインテリアとして飾ることができます。
また、今回は水風船を使いましたが、大きな風船を使ってランプシェードを作ることもできます。
参加者の皆さんと「何に使おうかな?」と使い道を考えたり完成を楽しみにしたりしながら制作しました。

 

参加者の声(アンケートより)

・つくる前からワクワクする内容で、子どもたちの「つくりたい」思いが制作中も止まりませんでした。スタッフの皆様もやさしくていねいに教えていただき、ぜひまた参加したいと思いました!
・かわいいものがつくれたのでよかったです。
・楽しくできました。子どもだけだと難しいかと思いましたが、親子で楽しくできてよかったです。
・子どもが熱中してやっていました。初めはうまくできなかったけど、何度か挑戦してできました。
・乾かす作業までとても楽しく参加できました。ありがとうございました!!

スタッフの振り返り

・十分乾燥させることができる時間の確保ができるとよかった。
・様々な糸を用意してあったので、糸を選ぶことから楽しんで制作に取り組むことができた。
・小さいお子さんでも簡単にできる作業内容だった。家庭でできるよう作り方のレシピを参加者に渡せたことはよかった。